【グランドスラム オブ カーリング】(10月5日/カナダ)
カーリングの国際大会「グランドスラム オブ カーリング」ツアーチャレンジの第5試合でロコ・ソラーレがチーム・Tピーターソン(米国)と対戦し、8ー4で勝利した。この結果、ロコ・ソラーレは通算3勝2敗で準々決勝進出を決めた。
第2試合で敗れたチーム・Tピーターソンを相手に、快勝で借りを返した。後攻で序盤からペースを握ったロコ・ソラーレは、第2エンドで3点奪取に成功。続く第3エンドでもスキップ・藤澤五月のショット、スイープが見事に噛み合い、2点を重ねて一気に突き放した。
第4エンドでは相手に2点を奪われたものの、流れを奪われることなく第5エンドで再び3点を獲得。第6エンド終了時点で相手がコンシードを選び、ロコ・ソラーレが勝利を飾った。
試合後、リードの吉田夕梨花は「負けた相手と戦えるということで気持ちを新たに、自分たちのやりたいカーリングでリベンジができた。氷の状況や癖もつかめていたので、序盤の入り方は集中して先にアップできたのが良かった」とコメント。
グランドスラム オブ カーリングは、世界ランキング上位32チームが1部・2部に分かれて参加するシリーズ大会で、トリプルノックアウト方式(3回負けたら敗退)が採用されている。ロコ・ソラーレは、初戦で2018年平昌オリンピック金メダリストのアンナ・ハッセルボリ率いる強豪チームに勝利したが、第2、3試合で連敗を喫し崖っぷちに。しかし、底力を発揮し第4試合からの連勝で3勝2敗とし、堂々の予選突破を決めた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)