【ヨーロッパリーグ】ソシエダ1-2アンデルレヒト(日本時間10月4日/アノエタ)
ソシエダの日本代表MF久保建英が、圧巻のテクニックで相手を翻弄。スライディングタックルを華麗なキックフェイントで無効化する驚きのプレーを見せた。ファンたちも後半からピッチに立った久保のプレーぶりに「タケの切り返しが鋭すぎて」「久保1人で流れを変えたな」と称えている。
ソシエダはヨーロッパリーグ(EL)グループフェイズ第2節でアンデルレヒトを本拠地アノエタに迎えた。GK以外スタメンを変更する大胆なターンオーバーを採用したことで、久保はベンチスタートとなった。
後半のスタートからピッチに立った久保は、61分に見せ場を迎える。
左サイドのMFアンデル・バレネチェアが入れたクロスが右サイドに流れると、このボールを久保がキープする。対峙したのは久保と同じくバルセロナの下部組織育ち、DFムサ・エンディアイェ。久保は胸トラップから縦に仕掛けて右足でクロスを上げる素振りを見せる。ここぞとばかりにエンディアイェがスライディングを見舞ったが、これを読んでいた久保はキックフェイント。エンディアイェのスライディングを無効化する圧巻のテクニックでフリーとなると左足でクロスを入れた。
ゴールに結びつくことはなかったが、解説の安永聡太郎氏も思わず「うまいっ!」と唸るプレーにファンたちも反応。「久保うまいな」「タケの切り返しが鋭すぎて」「久保1人で流れを変えたな」「久保が出てから変わったわ」「うんまっ!」と久保のプレーに酔いしれた。
久保は45分間のプレーにとどまったが5本のシュートを放ち、3つのチャンスメイクをするなどオフェンス面で圧倒的な存在感を見せた。なお、チームは先制しながらも痛恨の逆転負けとなり、2戦1分1敗となっている。
(ABEMA/WOWSPO/ヨーロッパリーグ)