【グランドスラム オブ カーリング】(10月5日/カナダ)
ロコ・ソラーレが流石のチームワークで神ショットを成功させた。ガードのスレスレを通しながら狙い通りにヒットさせる高等テクニックに、ファンも「クレイジースイーパー」「カーリングの醍醐味きましたなー」と大興奮だ。
カーリングの国際大会「グランドスラム オブ カーリング」ツアーチャレンジが行われ、日本代表のロコ・ソラーレは第5戦でアメリカ代表チーム・Tピーターソンと対戦した。
観客たちにどよめきが起こったのは、ロコ・ソラーレが3ー1で迎えた第3エンド。スキップを務める藤澤五月の1投目、狙いはナンバーワンの相手の石を弾き出しつつ、自分たちの石をガードの裏に隠してナンバーワンを奪取することだ。
そのためにはカードの横ギリギリを通す必要があり、緻密なショットが求められる。藤澤と吉田知那美は大きな声で「ヤーッップ!!」の掛け声。これに合わせて鈴木夕湖、吉田夕梨花が懸命にスイープすると、狙い通りに石がカードの横をギリギリ通過!そのまま赤の石を弾き出して、自分たちのストーンはうまくガードの裏に隠すことができた。
まさに狙い通りの神ショット。解説を務めた元日本代表の市川美余氏は「ナイススイープ!会場からのこの拍手は、この2人に送られたものですね」と、鈴木と吉田夕のスイープを称賛した。実況の梅中悠介アナも「これは“らしさ”全開!ロコ・ソラーレの“らしさ”が出ましたね!場内からは大きなどよめきと拍手が送られました」と興奮気味に伝えている。
ABEMAのコメント欄でも「うっま」「うおおおおお」「あぶねーーー」「すごーい」「NICEスイープ」「すごいスイープ」「うおーーーギリギリ」「クレイジースイーパー」「これはやばかったね」「ナイススイープ&チームショット!!!」「すげーーーーー!!!」「カーリングの醍醐味きましなー」「魅力的なチームだよねロコソラーレ」など、ロコ・ソラーレのチーム力や、鈴木と吉田夕のスイープを称える声で溢れた。
この神ショットもあって、ロコ・ソラーレはこのエンドで2点を奪取。8ー4で勝利し、通算3勝2敗として準々決勝進出を決めた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)