【ブンデスリーガ】ブレーメン0－1フライブルク（日本時間10月5日／ヴェーザーシュタディオン）
【映像】堂安律、急加速カットイン→エグい“確信ゴラッソ”を放つ瞬間
日本代表MFが、決勝弾を決めた直後に「ゴールの匂いがしていた」と振り返った。フライブルクの堂安律が75分に先制点をマークし、これがチームのリーグ戦の連勝を決める決勝弾に。本人も中継中のインタビューで言及したように、フィニッシュに持ち込む一連の流れは、まさしく"ゴールに導かれるような"美しいものだった。
フライブルクが前半からチャンスを作りながらも0－0のまま迎えた75分、右サイドでパスを受けた堂安にはゴールまでの道筋が見えていたのかもしれない。十八番でもある"堂安ゾーン"から、一気にシュートへと持ち込んだ。
右サイドからワンタッチで前を向いて一気に加速すると、ボックス内に侵入したところで左方向へとカットイン。相手守備の対応が間に合わないスペースへ持ち運んで左足を振り抜き、ゴールネットを揺らしてみせた。
試合後、堂安はABEMA中継の独占インタビューに登場すると、「ゴールへの意識」に言及した。
「今シーズンが始まってチームからの信頼を感じていたので、ボックス内に入っていけばパスが来る印象があった。昨シーズンの最後くらいからボールが来るようになって、毎試合ゴールの匂いがしている」
実際に、この試合でも数多くのチャンスに絡み、主軸の一人として躍動。フィニッシャーとしてだけでなく、相手をかわして数的有利を生み出すテクニックと、味方を生かす視野の広さで存在感を放っていた。
堂安はゴールシーンについても「その前にパスを出して後悔していたので、今回はいってやろうと思っていた」と話し、後半に攻め込まれる時間が続いた中、自らが試合を動かす意識でプレーして、有言実行、結果を残した。
自身のゴールでフライブルクを勝利へと導いた堂安にとっては、これで今季リーグ戦6試合で3得点目をマーク。新監督を迎えたチームにおける不可欠なキーマンとして圧倒的なパフォーマンスを示している。（ABEMA／ブンデスリーガ）
