【グランドスラム オブ カーリング】(10月6日/カナダ)
ロコ・ソラーレの藤澤五月が勝負をかけた"魂の一投"が大きな注目を集めた。逆転には2点が必要な状況で、勝負のショットを選択。惜しくも決まらずにエキストラエンドへと持ち越しとなったが、ファンたちは「激アツ~~」「ミリ単位だろ」「ヒリヒリするわ」と大盛り上がりとなった。
カーリングの国際大会「グランドスラム オブ カーリング」ツアーチャレンジの準決勝が行われ、ロコ・ソラーレは開催地カナダのチーム・エイナーソンと対戦。注目のシーンは、ロコ・ソラーレが1点を追いかける第8エンドの最終ショットだった。
一気に逆転も可能な状況だが、ガードのポジションやハウス内の配置を考えるとかなり難しいショットを強いられる。解説を務めた元日本代表の市川美余さんも「これはかなりのプレッシャーですね。かなり狭いところのドローになります。曲がりすぎると赤を押してしまう危険性もあります。非常に難しいですね」と状況を説明した。
2点を狙いに行くことで1点を失う危険性もあるなか、ロコ・ソラーレの選択は「2点を狙いに行く」だった。集中力を高めるスキップの藤澤は、一呼吸置いてから石をスロー。しかし石は狙い通りには曲がらずに外へと流れていき、このエンドは1点に終わってエキストラエンドへと突入した。
ファンたちはこの痺れる駆け引きに「ヒリヒリするわ」「熱い試合だーーーー」「激アツ~~」「針の穴を通すショット」「ミリ単位だろ」「ドキドキ」「むずかしい」「のるかそるか」「右からいけるの!?いくの?」と大興奮。狙い通りの結果は出なかったものの、果敢にチャレンジしたロコ・ソラーレの選手たちを称えていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)