【ブンデスリーガ】ブレーメン0-1フライブルク(日本時間10月5日/ヴェーザーシュタディオン)
日本代表MFのゴールで、相手選手が“仲間割れ”する事態となった。フライブルクの堂安律がカットインからのゴラッソを決めると、対応が後手になったためか、DF陣とGKは納得がいかない様子で、冷ややかな目をしたり、激怒したり、不穏な空気が広がっていた…。
ホームのブレーメンはフライブルク相手に前半でかなりの劣勢を強いられていたが、後半は徐々に巻き返していた。そんな最中の75分に肝心の守備が決壊してしまう。
ブレーメンの守備陣はフライブルクの右WG堂安律にカットインを許すと、中盤の選手たちの戻りが遅かったこともあってボックス内でシュートを打たれてしまった。
堂安が放ったシュートはブレーメンのGKミヒャエル・ツェッテラーの正面だったが、全体的に後手を踏んでいたことからDFマルコ・フリードルのブロックが中途半端な形となって、ファンブルしたボールがそのままゴールへと吸い込まれた。
ゴールが決まるとフライブルクの選手たちが歓喜の輪をつくる中、その背後ではブレーメンの選手たちが互いの対応に納得が行かない様子。中途半端にブロックしたフリードルとGKのツェッテラーの両名が意見を言い合う姿が映し出され、DFアントニー・ユングは語気を強めてチームメイトに納得がいかない様子で憤慨する姿もカメラに収まっていた。
それはまるで、何してくれてんだよ…、俺じゃねーよ!と互いに互いに怒り合うようでもあった。これにはファンも「仲間割れ」「ディフェンダーwww」「責任転嫁」「これはキレるね」「キーパー激おこ」と反応し、その“仲間割れ”の様子を珍しがっていた。
今季のブレーメンは開幕から6試合で12失点を喫するなど守備に課題を抱えながら、得点数も下から数えて5番目に少ない8点と攻守に課題を残している。これから約2週間にわたって行われる代表ウィーク期間中に少しでも課題を修正できるだろうか。(ABEMA/ブンデスリーガ)