【リーグアン】レンヌ 1-2 モナコ(日本時間10月6日/ロアゾン・パーク)
モナコのMF南野拓実がハンドによるPKを主張した。ボックス内でパスを受けると、細かいタッチから相手を抜きにかかったが、この際に相手の手にボールが当たったと主張。しかし、PKの判定とはならなかった。
注目の場面はモナコが2-1でリードした38分に訪れる。最前線にいた南野は一瞬の緩急で走り出してボックス内へ。この動きを見逃さなかったMFエリーゼ・ベン・セギルから縦パスを引き出すと、巧みなトラップで前を向いた。
浮いたボールをコントロールした南野だが、抜きにかかったレンヌのDFミカイル・フェイに当たってクリアされる。当たった直後に南野は大きなリアクションでハンドを主張したが、PKの笛が鳴ることは無かった。
リプレイで確認すると、ボールがフェイの肘あたりに当たっていることは確か。ただ、腕が不自然に広がっていない状況だったため、解説のフローラン・ダバディ氏は「ないですね」との見解を示し、主審もVARを確認して「ない」とジェスチャーして結論づけた。
試合はモナコが前半のリードを守り切って勝利。フル出場でリーグ戦4連勝に貢献した南野は、その後に日本代表に合流し、現在はワールドカップ・アジア最終予選に向けて調整を続けている。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)