美人レスラー、“生ゴミ”まみれで茫然自失「ゴミ箱デスマッチ」での惨劇にバックステージ騒然同情の声も

【WWE】SMACK DOWN（10月4日・日本時間5日／テネシー・ナッシュビル）

　犬猿の仲の女子レスラーとの「ゴミ箱デスマッチ」で、美人レスラーが生ゴミまみれの巨大ゴミ箱へ“地獄のダイブ”。試合に負けたのも屈辱だが、その後の仲間たちの「スメハラ認定」と塩対応にファンから同情の声が相次いだ。

　WWE「SMACKDOWN」でチェルシー・グリーンがミチンとの「ダンプスター・マッチ」で壮絶なラストを迎え話題を集めた。巨大ゴミ箱に相手を放り込み“フタをしたら勝利”という特殊ルールで、生ゴミだらけの地獄の底に落ちたのは毒舌美人レスラーであるチェルシー。この過酷な試合に敗れたことで、仲間たちから「スメハラ」と呼ばれる冷たい仕打ちを受けた。

　試合ではミチンの放ったパワーボムで、巨大ゴミ箱の上に設置されたテーブルが真っ二つになり、そのままゴミ箱の底に吸い込まれていったチェルシー。先に脱出したミチンがフタを閉めて勝利が確定したが、その後、生ゴミまみれのチェルシーはうつむきながら退場。普段はおしゃべりで口の悪い美人で通っている彼女だが、悪臭漂う“生ゴミ葬”には、さすがのチェルシーも口数は少ない。

　茫然自失でバックステージへトボトボと帰るゴミまみれのチェルシーに、相棒のパイパー・二ーヴェンは「そんなに臭くないわよ」とフォローしつつも、本音は隠せず思わず「オエッ」と顔をしかめ明らかにイヤな様子。陽キャのコンビ“プリティ・デッドリー”の二人はその場で「オエー」と盛大に鼻をつまんだ。

　さらには「お前らそんなキャラじゃないだろ」とツッコミたくなるLDFのエンジェル＆ベルトも悶絶して「スメハラか？」と半ギレぎみ。この試合の首謀者でもある「SMACKDOWN」GMのニック・オールディスも顔をしかめるが、責任者の立場もあり「チェルシー試合は臭い結果になってしまったな、お疲れ様、シャワーはあっちだぞ」とやんわりとシャワーへ誘導する始末。

　チェルシーの臭いはそこら中にこもっており、遅れてやってきたイケイケキャラのカーメロ・ヘイズはニックにタイトル戦の要求と威勢よくせまったものの、スーツにこびりついた“悪臭”にクンクンとしながら怪訝な顔でその場を立ち去った。

　チェルシーとミチンの試合が”ネタ試合”としても壮絶なものだっただけにファンの一部からは「チェルシー可愛そう」「イジメや」「ふんだりけったりだな」と同情の声もチラホラ。一方では不遇なチェルシーに対して「俺の中では評価が上がった」など、奮闘ぶりを称賛する声も多く聞かれていた。（ABEMA／WWE『SMACKDOWN』）