【W杯2026アジア最終予選】サウジアラビア代表 0-2 日本代表(日本時間10月11日/キング・アブドゥッラー・スポーツシティ)
【映像】神出鬼没!ドンピシャで飛び込んだ“歴史的”先制点の瞬間
サッカー日本代表は日本時間11日、2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第3節でサウジアラビア代表と対戦し、2−0で勝利した。ここまで未勝利だった鬼門のサウジアラビアで快勝し、W杯最終予選3連勝。先制点を挙げた鎌田大地は、敵地のサウジアラビア戦で得点した史上初の選手となった。
9月シリーズでは中国代表に7-0、バーレーン代表に5-0で勝利し連勝スタートとなった日本代表。ここまで未勝利となる“鬼門”のアウェイ・サウジアラビア代表戦でも、前シリーズと同様に3-4-2-1のフォーメーションを採用した。
スタメンの11人は、GKは鈴木彩艶、バックラインは右から板倉滉、谷口彰悟、町田浩樹が並ぶ。中盤は遠藤航 、守田英正がダブルボランチを形成し、右ウイングバックは堂安律、左ウイングバックは三笘薫 、シャドーは鎌田大地、南野拓実が入り、ワントップには上田綺世が起用された。
立ち上がりこそサウジアラビア代表に押し込まれた日本代表だったが、14分に先制点を挙げる。右の堂安が大きなサイドチェンジで攻撃のスイッチを入れると、このクロスを逆サイドの三笘がダイレクトで入れ直す。ボックス内で守田がヘディングで折り返したところに、鎌田が飛び込んでゴールネットを揺らした。このゴールは日本代表にとってアウェー・サウジアラビア戦での初ゴールとなった。
以降もサウジアラビア代表の攻撃に苦しめられる日本代表は42分、アブドゥル・ハミドにゴール急襲のミドルシュートを許す。しかし鈴木が狙い澄ましたワンハンドセーブでこのピンチを脱し、試合を折り返した。
後半のスタートから南野に変えて伊東純也がピッチへ。右のウイングバックだった堂安は、シャドーへとポジションを移した。さらに63分には鎌田を下げて前田大然を送り出すなど、次々とカードを切っていく。
迎えた81分にはコーナーキックから途中出場の小川航基が頭で飛び込み待望の追加点を挙げた。その後の日本代表は、危なげない試合運びで試合をクローズ。ここまで未勝利だった鬼門のサウジアラビアで初勝利を手にするとともに、W杯最終予選3連勝を飾った。日本代表は次節、15日に埼玉スタジアム2002でオーストラリア代表を迎える。
(ABEMA de DAZN/サッカー日本代表)