【W杯2026アジア最終予選】サウジアラビア代表 0-2 日本代表(日本時間10月11日/キング・アブドゥッラー・スポーツシティ)
日本代表がサウジアラビア代表戦で見せた決死の守備が話題となっている。前半中盤に与えたシュートチャンスに対して、最多4人が飛び込むシュートブロックを3連続で決行。捨て身のダイブにはファンも大熱狂し、2次予選から続く無失点にも納得の様子だった。
注目の場面は1点をリードした27分、日本はサウジアラビアにカウンターから波状攻撃を受けた。まず1本目のサーレム・アッ=ドーサリーのシュートに対して町田浩樹が壁になって体で弾き返す。こぼれ球からのパスを受けたムサブ・ファハド・アル・ジュワイルがボックス内から右足を振り抜くも、構えていた町田、三笘薫に加えて遠藤航、守田英正も飛び込んでブロック。さらに、そのこぼれ球を拾ったアイマン・ヤヒヤのシュートには町田、守田、遠藤が即座に反応、板倉滉も加わり4人が捨て身のダイブでゴールを阻止した。
このディフェンスシーンに解説を務めた小野伸二氏は「町田選手の脚が股をしっかり抑えているプレーも素晴らしかった」実況の桑原学氏も「しっかり腕も畳みながらのブロックでした」と完璧守備を褒め称えた。
決死の“トリプルシュートブロック”をする守備姿勢には、ファンも「日本が今のところ2次予選から無失点な理由」「めちゃくちゃ泥臭く、体張って守ってるやつが1番かっけぇ」「全員が必死になって守備してる。絶対1点もやらないって気持ち伝わるよね」「アジアのカテナチオだな」と熱狂した。