【UEFAネーションズリーグ】ポーランド代表 1-3 ポルトガル代表(日本時間10月13日/ワルシャワ国立競技場)
これぞエースという瞬間だった。ポーランド代表戦でシュートの跳ね返りに即座に反応したポルトガル代表のFWクリスティアーノ・ロナウドが、UEFAネーションズリーグ3試合連続弾となるゴールを決める。39歳にしていまだ健在の抜群な得点嗅覚にはファンもお手上げ状態だった。
1点リードで迎えた37分だった。左ウイングのFWラファエウ・レオンがハーフウェーライン付近からボールを前に運び出すと、持ち前のスピードをフル活用して一気に前線へ。3枚を剥がしてボックス内に侵入して自ら左足を振り抜いた。
ここからが瞬き厳禁。レオンのシュートが右ポストに跳ね返ったと思った瞬間、目の前にいたC・ロナウドが即座に左足を合わせてゴールに押し込んだのだった。
抜群の嗅覚と超反応でゴールを決めたC・ロナウドは、右サイドのタッチライン際に向かって走りながらファンを煽る。そして、十八番の「Siiiii !!」セレブレーションを見せ、スタジアムのサポーターも「Siiiii !!」と大声で応えた。
この一部始終にはネット上のサッカーファンも歓喜。SNSには「まだまだ現役で草」「当たり前のようにそこにいるロナさんも普通に決め切るのやべっす」「結構早い跳ね返りだけど、反応できてるのさすがだな」「やっぱ最後はこの男なんだよなぁ」「39歳のGOAT」「まだまだ引退しなさそうだな」などのコメントが溢れた。
ポルトガル代表は最終的に3-1でポーランド代表を撃破して、UEFAネーションズリーグ3連勝を飾る。3試合連続ゴールのC・ロナウドは、これで代表通算成績を212試合・132得点という異次元の数字まで伸ばしている。
(ABEMA de DAZN/UEFAネーションズリーグ)