検察官とはどういう人物なのか。検事を経験した、いわゆる「ヤメ検」にそのリアルを聞いた。
「検事になったのは原始的な正義感。つまり悪いことを人間は許してはいけない」と語ったのは、1983年から検事を11年務めた、亀井正貴弁護士。検事をやめた理由を問われると「仕事の内容が見えてきた。検事の仕事は単純で、自白を取って裏付けを取るだけ」「要領覚えたら頑張るという感じにはならない」と明かした。
2017年から検事を4年務めたレイ法律事務所の西山晴基弁護士は「昔はそうだったのかもしれない、今はそんなことないと思う」と前置きすると「昔は『こういうところに飲みに行かない』とか。情報の関係で飲みに行くところは決まっていた」とコメント。