【W杯2026アジア最終予選】日本代表 1-1 オーストラリア代表(10月15日/埼玉スタジアム2002)
日本代表を救ったのは、24歳のFW中村敬斗だった。森保ジャパンは10月15日、FIFAワールドカップ2026・アジア最終予選(3次予選)第4節でオーストラリア代表と対戦。いずれもオウンゴールによる1-1のドロー決着という珍しい結末を迎えた中、際立ったのが中村の突破力だった。
ベンチスタートだった中村は、0-1でビハインドだった70分からMF久保建英に代わって途中出場して左ウイングバックに入る。迎えた76分には同点弾を演出した。
中村は左サイドから巧みなドリブルでDFルイス・ミラーをドリブルで突破すると、さらに深い位置でDFパトリック・ヤズベクも一瞬で抜き去る。そこから上げたクロスがDFキャメロン・バージェスの足に当たって、オウンゴールに繋がったのだ。
中村は所属するスタッド・ランスで、4試合連続ゴールと絶好調。この活躍を受けてビッグクラブ移籍の噂も出始めていたが、今回の同点ゴール演出を受けて日本のサッカーファンも改めて夢を膨らませている。
SNSには「ビッグクラブも近い」「中村敬斗まじで上手くないか?リヴァプールとかその他ビッグクラブに行って欲しいな」「中村敬斗選手はビッグクラブに行くんじゃなかろか」「このままいけばビッグクラブも夢じゃない」「ステップアップあるな」「中村敬斗やっぱグリーリッシュと被るなぁ。来季ステップアップほぼ確だろ」などの声が上がっている。
ガンバ大阪を皮切りにトゥベンテ、シント=トロイデン、LASKリンツ、そしてスタッド・ランスを渡り歩いてきた中村。ファンの期待通り、近い将来のステップアップは実現するのか。注目したい。