【W杯2026アジア最終予選】日本代表 1-1 オーストラリア代表(10月15日/埼玉スタジアム2002)
日本のイナズマが右サイドを切り裂いた。57分からピッチインした日本代表MF伊東純也が爆発的なスピードで縦に仕掛けると、相手DFを抜き切らずにピンポイントクロスでチャンスメイク。これにはファンも「さっそくイナズマしてて強い」と興奮している。
注目のシーンは日本代表が1点ビハインドで迎えた64分だった。フィールドプレーヤー全員が相手陣内に入って押し込む中、ボールは右サイドのタッチライン沿いの伊東へ。背番号14は右足での細かなタッチから急加速して縦突破を狙った。
銀髪をなびかせながら相手DFとの走り合いで前に出ると、深い位置から右足でクロスを蹴り込む。対峙した相手選手が全力疾走で厳しく寄せてくる中でも、フワリとしたクロスをボックス中央へピタリと届け、FW上田綺世のヘディングシュートをお膳立てした。
解説・中村憲剛氏が「さっそく伊東が仕事をしましたね」とコメントすると、同じく解説・小野伸二氏は「抜き切らずに(クロスを)上げられますからね」と日本の快足ドリブラーの“特殊能力”に脱帽していた。
ファンも「これで上げちゃうのが伊東純也」「待って伊東純也やっぱすげえわwww」「可能性しか感じない」「これができるのはジュンヤしかいない」「いきなり真骨頂でた」「0→1をつくり出す、圧倒的な個の力!」と盛り上がっている。
その後、76分に伊東と同じくスタッド・ランスでプレーするMF中村敬斗が、途中出場から鋭いドリブル突破を見せてオウンゴールを誘発。このゴールで同点として1-1でタイムアップを迎え、日本は2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第4節で初失点を喫するも、無敗継続でグループ首位をキープしている。
(ABEMA de DAZN/サッカー日本代表)