貧困や虐待、病気などによって親と離れて暮らす子どもを一時的に他の家庭で養育する制度「里親」。こども家庭庁は10月を里親月間とし、啓発活動を行っている。
 その背景は里親不足。現在、親と離れて暮らす子どもの数は、約4万2000人。その多くは児童養護施設で暮らしている。里親に迎え入れられている子どもは2割ほどしかいなく、先進国で最低水準だ。
 里親の成り手不足が叫ばれる中、制度の普及に必要なことについて、『ABEMA Prime』では養育歴40年の里親当事者と共に考えた。