世界ラリー選手権(WRC)の「セントラル・ヨーロピアン・ラリー」最終日、名手セバスチャン・オジエが痛恨のクラッシュ。ラリー・ジャパン前ラストラウンドで、トヨタチームの前に暗雲が立ち込めた。
これまで通算8度のドライバーズチャンピオンを獲得、絶対王者のセバスチャン・オジエは、今季スポット参戦ながら3勝を収め、ポイントランキングでも総合3位とトヨタチームの躍進に貢献している。
この欧州ラウンド最後の1戦となる「セントラル・ヨーロピアン・ラリー」でも、10月20日の最終日デイ4、SS16を終えた時点で首位オィット・タナック(ヒョンデ)にわずか1.5秒差の2位と絶好調だった。しかし、最終ステージひとつ前のSS17でアクシデントに見舞われた。