裏社会のかつてのしきたりだった「指詰め」だが、今では少なくなってきているという。しかし最近、その「指詰め」の治療をめぐって暴力団幹部らが逮捕されるという珍しい事件が発生した。
「切断された指の治療」で詐欺の疑いをもたれているのは暴力団幹部ら3人だ。岐阜県警によると、指定暴力団の幹部ら3人はみずからの意思で切断した指の治療に国民健康保険を使用。治療費のうち、自己負担分を除く、合わせておよそ4万5000円の支払いを不正に免れたとして再逮捕された。原則として故意に負傷した場合、国民健康保険は適当されない。