【チャンピオンズリーグ】アタランタ 0-0 セルティック(日本時間10月24日/アトレティ・アズーリ・ディターリア)
セルティックのFW古橋亨梧が流石のラインブレイクから決定機を迎えた。「これぞ裏抜けの天才」というプレーからシュートこそ上手くいかなかったものの、それでもチャンスらしいチャンスを作れていなかったチームの中で輝きを放った一幕に、「さすが古橋だわ」「脅威になってる」とファンも反応した。
セルティックは日本時間10月24日、チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第3節でアタランタと敵地で対戦した。前田大然、旗手怜央が揃って先発出場する中、古橋はベンチスタート。チームはアタランタの前に決定機を作ることができずに試合を折り返した。
ゴールレスで迎えた68分、古橋が交代出場でピッチへ。CFに入ると、77分には早速決定機を作り出す。左サイドバックのアレックス・バジェにボールが渡った瞬間、最前線の古橋は前方の広大なスペースに向けて走り出す。
俊足で知られるアタランタのCBイサク・ヒエンを一気に引き離すと、オフサイドにならないように斜めに走って上手くボールを引き出す。最後は斜め後方からのボールをダイレクトで合わせるとカンフーキックのような形になり、上手くミートできなかったが、流れが悪かったチームを鼓舞するシーンとなった。
実況の大澤幹郎氏が「今のボールに合わせますか!」、解説の北澤豪氏が「追いつきますもんね!」と感嘆した見事なラインブレイクには、SNSのファンたちも「古橋ええやん」「交代直後から積極的でいいね」「古橋は今の行けるのか!すごすぎるなw」「古橋おもしろいなあ…」「脅威になってるわ」と古橋のプレーに歓喜した。
また、地元メディア『ザ・スコッツマン』は、交代選手の中でも古橋について「システムにうまく溶け込んだ。キョウゴはゴールを狙うチャンスを何度も見せた」と評価している。
日本人3選手がプレーした一戦だったが、試合はスコアレスドロー。セルティックは3試合を終えて1勝1分1敗で、リーグフェーズで20位となっている。
(ABEMA/WOWSPO/チャンピオンズリーグ)