【MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024】日本女子代表 4-0 韓国女子代表(10月26日/国立競技場)
なでしこジャパン(日本女子代表)が誇る司令塔が、クオリティーの高さを見せつけた。ボックス前に顔を出したMF長谷川唯が、体勢を崩しながらもFW清家貴子に完璧なスルーパスを供給。見事な判断と技術で決定機を演出している。
スコアレスで迎えた韓国女子代表戦の31分、なでしこジャパンに先制のチャンスが生まれる。この決定機を演出したのは、10月28日に発表される女子バロンドール候補にもノミネートされている長谷川だった。
ボックス手前にポジションを取ったなでしこジャパンの背番号14は、清家とのコンビネーションでワンツーを狙った。その際に長谷川は芝生に足を取られたかバランスを崩してしまったが、それでも左足で絶妙なスルーパスを供給している。
パスを受けた清家はゴールまで角度がない位置ながら右足を振り抜き、強烈なシュートが右ポストへと直撃。惜しくもゴールとはならなかったが、長谷川がさすがの技術とバランス感覚を披露したワンシーンだった。
この一連のプレーについて、SNSでは「長谷川唯レベチで上手い」「流石のワンタッチ」「長谷川唯うまいな」「バランス崩してもしっかりパス出せるのえぐい」「長谷川唯やっぱりエグい。めちゃくちゃ無理な体勢からワンタッチでパスさばけるの凄い」など、バロンドール候補の絶妙なプレーに多くの反響が寄せられた。
なでしこジャパンは、直後の32分に長谷川のCKからDF北川ひかるのゴールで先制に成功。最終的に4-0で韓国女子代表に快勝を収めている。
(ABEMA/MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024)