元衆議院議員の宮崎謙介氏が自身のYouTubeチャンネルで兵庫県知事選の出馬を断念したと明かした。10月27日のABEMA的ニュースショーに出演した際に、出馬を断念したことや生配信をした理由について語った。
生配信では兵庫県知事選挙に立候補しようとしていたこと、断念したことが語られたが、この配信に「せんのかーいw」「意味不明」「何がいいたいワケ?」などとコメント欄は大荒れ。
宮崎氏といえば、4月に突如頭を丸め坊主姿に。当時、MCの千原ジュニアから「あなた出馬でしょ」とツッコまれ「いやいや…まだ今のところない」と語っていた。その後、金髪やヒョウ柄シャツ、短パン姿など、元政治家だった過去を拭い去るかのようなファッションを見せつけていた。
9月19日、兵庫県知事への不信任決議が採択され、30日に失職・出直し選挙となると、宮崎氏はスーツに身を固めイメチェン。知事選に密かに立候補を検討していたというのだ。
「何よりも県庁の中で職員の方が2名亡くなっている。ここ2 〜3ヶ月間、真剣にこの問題と向き合って、本気で考えて、『よし、自分を頑張って命かけてやりたいな』という思いになっていった」(宮崎謙介氏YouTubeチャンネルより)
しかし「一身上の都合により、それを断念することをこの場をもってご報告したい」と出馬を検討していたが、断念すると生配信で明かした。一体なぜこのような声明を出すに至ったのか。
そもそも出馬しようと思ったきっかけについて宮崎氏は「本気で(出馬)しようと思ったのは1ヶ月ぐらい前。コメンテーターをやると、この元兵庫県知事問題にコメントしなければいけない。メディアの報道を受けてコメントしたり、Twitterで書いていたら、前知事擁護派の方々から『ちゃんと調べろよお前』とすごく言われた。この温度差はなんだろうと思っていろいろ調べ始めた」とした上で「兵庫の議員や政治家、国会議員、地方議員、記者といろいろな情報を突き合わせると、あまり報道されていない闇みたいなものがあった。これは兵庫県だけの問題じゃなくて、日本全体の問題。『これは一肌脱ぐか』という気持ちになって、服装も変わっていった」と明かした。
兵庫県の“闇”とは「簡単に言うと黒幕がいる」とした上で「(パワハラやおねだりの問題などは)ごく一部で、まだ隠されている本丸がある。それをごまかすために、黒幕の人たちが“パワハラ”や“おねだり”の方に目を向けさせていたという話もある」という。それを暴くために「完全無所属で出たかった」と語った。
断念した理由として「兵庫県知事選挙は、衆議院選挙とも違って、もっと大きな話。私が出ていた京都の衆議院選挙は1選挙区が6つあるが、兵庫県はもっとある。そんな広い選挙を東京で活動している今、仲間もいない状況の中でぱっと打ち上げて、ただ花火を上げるだけになってしまうのも不本意だと思った。こんな闇に気がつけるのが半年前だったら、入念に準備をしていた」「ヒョウ柄や金髪にしている場合じゃなかった」と明かした。
生配信した理由については「10月18日に立候補するにあたって申請書類を配る会があった。そこに行かないと事実上は立候補できない。その前段階で準備不足だったこともあり、今回は忸怩たる思いだがやめようと(決めていた)」と前置きしつつ「勉強会をやっていて、仲間がいたが、その仲間が我慢できなくなって、その説明会に書類取りに行って、勝手に『テレビコメンテーター・宮崎謙介』と書いてしまった。兵庫の記者さんたちがチェックしてパラパラ問い合わせがきていた。読売テレビの某政治キャップの方からもわざわざ電話があって。これは下手に書かれるのもアレだなと思い、釈明した」とマスコミ向けに行ったことだったと説明した。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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