【ラ・リーガ】レアル・マドリード 0-4 バルセロナ(日本時間10月27日/サンティアゴ・ベルナベウ)
レアル・マドリードのMFジュード・ベリンガムが、伝統のクラシコ開始早々に才能の片鱗を見せつけた。右サイド自陣低い位置でのタッチライン際でボール奪取すると、華麗なターンとタッチでバルセロナのDFアレハンドロ・バルデを完全に翻弄。ファンも大興奮の様子だった。
今シーズン最初のクラシコがキックオフした6分後、ベリンガムが圧巻のターンを披露する。攻め上がってきたバルデに対して身体を入れてボール奪取する。再び奪い返そうとバルデに寄せるが、ベリンガムは重心の逆を突く細かいタッチでクルッとターン。一度は前を向いたが、敵のカバーに気づくとまたも逆を突いてフリーとなり、バックパスで危機を回避した。
かのジネディーヌ・ジダンが背負ったレアル・マドリードの背番号5を継承し、体格も含めて「現代版ジダン」とも謳われるベリンガムの超絶的なワンプレーには、スタジアムが騒然となり、解説の安永聡太郎氏も「ナイスターン!」と唸れば、ラ・リーガ公式『X』も試合中に動画をポストするほど。ネット上のサッカーファンも「ジダンかよ」「やりたい放題だな」「なんじゃそのターン」「ベリンガムすげぇぇぇぇ」「バルデを子供扱い」「イーフトみたいなボールキープw」「やっぱ別格なんだなw」「身体の使い方がお上手な事」「惚れ惚れする」などのコメントをし、SNSで話題となっている。
ただ、この日のベリンガムは普段のインサイドハーフやトップ下ではなく右サイドハーフで起用された影響もあり、持ち味を十分には発揮できず。レアル・マドリードも宿敵バルセロナに0-4で大敗と、悔しい結果に終わっている。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)