27日投開票の衆院選で政治団体・日本保守党が3議席を獲得した。代表を務めるベストセラー作家の百田尚樹代表(68)は29日の会見で、選挙を振り返りつつも政治に新規参入する障壁の高さに対する憤りを述べた。
百田代表は3議席獲得という結果に対して「最低限の目標は果たした」「スタートラインに立てた」と述べた一方で“政治への新規参入の難しさ”について「憲法違反ではないか」と怒りを滲ませた。
「本当にムカついている。既存の政党から立候補する場合とそれ以外から立候補する場合ではこれほど“差”があるのか。これは既存政党の支持者が多い少ないという問題ではなくそれ以前に、もう足枷、手枷を課せられている。これは例えば100メートル走において『お前たちは新規参入だから5メートル後ろから走れ』『鉄アレイをつけて走れ』という形で勝負させられているようなものだ。これはもう憲法違反ではないかと私は思う。こういうハンディキャップを背負わせるような法案が、いつ、どこで通ったのか」