メジャーリーグ・ドジャースの大谷翔平選手が「1番・DH」でワールドシリーズ第5戦のヤンキース戦に先発出場。4打数無安打に終わるも、ドジャースが7-6でヤンキースに勝利し、4年ぶり8回目のワールドシリーズ制覇を果たした。この試合で、ドジャースのロバーツ監督がリリーフ投手に対して見せた“一瞬の配慮”が話題となっている。
ドジャースの3勝1敗で迎えた第5戦は、初回からヤンキースのジャッジ外野手のワールドシリーズ初ホームランなどで5点をリードする展開。ところが5回表、ドジャースがヤンキース守備の連続ミスを見逃さず、一気に同点に追いつく。
その後、ヤンキースが再度リードを奪うも、8回表にドジャースが逆転。その裏、ヤンキースが1死一、二塁のチャンスを作り、打席には5番のスタントンというピンチの場面で、ドジャースがタイムをかける。そこでロバーツ監督は自らマウンドに赴き、リリーフのトライネン投手に“喝”を入れるかのように力強い表情で言葉をかけ、激励した。
それが功を奏してか、トライネンはスタントンをライトフライに、続く6番のリゾ内野手も空振り三振に抑え、渾身のガッツポーズ。ドジャースはそのまま7-6で勝利し、ワールドシリーズ制覇を果たした。
なお移籍初年度で初のポストシーズンとなった大谷は、全試合に出場し3本塁打をマーク。肩を負傷しながらも最後までプレーし、悲願の“世界制覇”を達成している。
(『ABEMAヒルズ』より)
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