【DFBポカール】マインツ0-4バイエルン(日本時間10月31日/メーヴァ・アレーナ)
マインツにとってバイエルンとのDFBポカール2回戦は試練となった。前半のみでジャマル・ムシアラにハットトリックを許し、0-4で後半へと折り返す苦しい展開で、マインツMF佐野海舟が意地の守備をみせている。
マインツが0-4のビハインドを負った状況で迎えた54分、佐野は自陣ボックス付近でバイエルンの10番、レロイ・サネのボールタッチがわずかに大きくなった瞬間を逃さなかった。
絶妙な距離感で詰めていたところで相手のタッチが大きくなると、日本人MFは出足の鋭い守備でボールを奪い、そのままドリブルで持ち運んでカウンターの起点となろうとした。
この好守備に視聴者は「佐野いい回収!」「流石の佐野」「前半振り回されてたけど今のはいいプレー」と、世界を代表するドリブラー相手のボール奪取に賞賛の声を送っている。
なお、試合はこのままのスコアで進み、佐野が所属するマインツはバイエルン相手に0-4の大敗を喫した。
マインツの2024-2025シーズンのDFBポカールでの歩みは2回戦で終わってしまったが、ブンデスリーガでは、バイエルンとホームとアウェイの2試合が控えている。まずは12月14日に行われるブンデスリーガ第14節でリベンジを果たすことができるだろうか。
(ABEMA de DAZN/DFBポカール)