【明治安田J1リーグ】サンフレッチェ広島0-1京都サンガF.C.(日本時間11月3日/エディオンピースウイング広島)
サンフレッチェ広島vs京都サンガF.C.の一戦で、広島のDF荒木隼人と京都のFWラファエル・エリアスの頭同士が激突。頭部からの流血にファンから「大丈夫か」「危険すぎる」と心配の声があがった。
試合終了間際の90分だった。京都のFW原大智が相手陣内右サイドのコーナーフラッグ付近でボールキープする素振りを見せてから、ゴール前にクロスを送る。これに反応した京都のエリアスと広島の荒木がボックス内で競り合うと、頭同士が空中で激突。その直後、荒木が頭部を押さえて倒れ込んだ。
ピッチに倒れた荒木の頭部右側からは流血する様子も。GK大迫敬介が即座に駆け寄って状態を確認し、医療スタッフもベンチから飛び出していく。頭に包帯を巻いた佐々木翔が審判に異議を唱え、ミヒャエル・スキッベ監督も納得のいかない表情をみせた。
実況の江本一真氏は「ここのところ荒木選手は頭部へのダメージが多いですからね」と状態を案じた。荒木は、10月23日に広島サッカースタジアムで行われたAFCチャンピオンズリーグ2のグループリーグ第3節・シドニーFC戦でも相手と競り合った際に頭部を負傷、脳震盪疑いで交代を余儀なくされていた。
続く頭部の負傷にファンも「荒木大丈夫か」「またかよ」「すごい血だ」「あぶねーよ」「あまりにも危険すぎる」「体張って戦ってくれてありがとう」「無事だと良いな」と心配の声が多く挙がった。
荒木はタオルで血を押さえるも、なかなか出血が止まらず、一度ピッチの外へ。その後、背番号4は頭部を包帯で巻き、無事にプレーを再開している。
試合はそのままタイムアップ。京都が2連勝を達成し、13位に浮上している。広島は2連敗を喫し、勝点差「2」で1位のヴィッセル神戸を追いかける形でラスト3試合に臨む。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)