11月1日より順次放送中のアニメ「ドラゴンボールDAIMA」第4話では、大魔界のアイテムが初登場した。どこかで聞いたことがあるような効果のアイテムが続々と登場すると、ファンは「なんかRPGみたいになってきた」とワクワクしっぱなしだった様子。一方、そのアイテムの正体を知った界王神(ミニ/小林由美子)はドン引きしていた。
【映像】”RPGみたい”なアイテム続出の大魔界(8分13秒ごろ〜)
大魔界を移動するために使用していた飛行機を盗まれてしまった孫悟空(CV:野沢雅子)たちは、乗り物を調達するまでの道中を仕方なく歩いて移動することになってしまった。腹を空かせた悟空は、道中にドライブインを発見し、そこで休憩がてら食事をとることになった。
お店のイチオシメニューだというトカゲの串焼きにグロリオ(CV:内山昂輝)と界王神が表情を曇らせるなか、悟空だけはまったく気にせず「うめえぞ~!」とかぶりついた。食後には、グロリオが乗り物について店主と交渉している間に悟空と界王神がお土産コーナーを物色。「変なもんがいっぱいあるなあ」と興味津々の悟空が反応したのは、飴玉のような粒だった。それが死んだムシだとわかった瞬間、界王神はのけ反りながら「ムシ!?」とドン引きしていた。
悟空が手にしていたのは「フッカツムシ」というクスリムシの一種で、食べれば体力が回復するというアイテム。「仙豆みてえなもんじゃねえか!」と悟空も驚いていたが、ほかにもクスリムシには火傷に効く「アチチムシ」や頭痛に効く「ズツウムシ」、お肌がツヤツヤになる「ビヨウムシ」など様々な種類があるそうだ。
なかでも悟空が一際興味を示したのは、半分にして2人で食べるとしばらくの間合体して強くなれるという「クッツキムシ」だった。“魔界版”の「仙豆」や「ポタラ」の登場にSNS上では「仙豆とポタラ売ってるのヤバいやろw」「えぐいアイテム出てきたぞ笑 なんやそれ!」「美容虫気になるな……でも虫か……」など反響が多くあがったほか、「さっきからRPGゲーに出てきそうなアイテムばっかりで草」「世界観と物語がRPGみたいだな」と冒険感に期待の声も高まっていた。
半日歩けば城に到着するというところまで来ると、悟空は“体力がなくなったらグロリオに買ってもらったフッカツムシを食べればいい”と空を飛んでいくことを提案した。しかし、界王神は「私……ムシはちょっと……」と顔を引きつらせながらやんわりと拒否。その様子に視聴者は「この状況で『虫はちょっと…』とか言い出すの、育ちが良すぎる」「虫ダメで魔界で生きていけるんかw」といったツッコミが入っていた。
アニメ「ドラゴンボールDAIMA」は故・鳥山明氏が原作・ストーリー・キャラクターデザインを手掛けた完全新作アニメシリーズ。2024年に40周年を迎えた原作の「ドラゴンボール」は、シリーズ累計発行部数が全世界で2億6000万部を超える大ヒット漫画で、「Z」「GT」「改」「超」など数々のアニメシリーズが制作されたほか、20作を超える劇場版も公開。数多くのゲームシリーズにもなっている。
第4話「オシャベリ」
【あらすじ】
第3魔界内を徒歩での移動を余儀なくされた悟空たちは、道中ポツンとあるドライブインに立ち寄ることに。そこには不思議な土産物と一風変わったオシャベリな魔人夫婦が待ちうけていたのだった!
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