【チャンピオンズリーグ】スポルティング 4-1 マンチェスター・シティ(日本時間11月6日/エスタディオ・ジョゼ・アルヴァラーデ)
スポルティングのMF守田英正が、同点ゴールの起点となる狙い澄ました浮き球の縦パスを通した。最終ラインに落ちてボールを受けて右サイドに高精度のパスを送ると、そこから一気にゴールを陥れることに成功している。
スポルティングは日本時間11月6日、チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第4節でプレミアリーグ王者マンチェスター・シティとホームで対戦。守田は、3-4-2-1システムのダブルボランチの一角として先発出場した。
開始4分に守田は、痛恨のボールロストからシティに先制点を許してしまう。しかし37分、日本代表MFが汚名返上のプレアシストを記録する。
最終ラインの右サイドに落ちてボールを引き出した守田は、MFモルテン・ヒュルマンドとのパス交換で身体の向きを内側から外側へと入れ替えると、すかさず20メートルほどの浮き球のパスを通す。
すると、右サイドでこのボールを受けたFWジオバニー・クエンダが、カットインしながら前線にスルーパスを通す。そのままFWヴィクトル・ギェケレシュが抜け出してゴールネットを揺らした。
このシーンについてSNSでは、日本人ファンと海外ファンがさまざまな反応を見せている。「超重要な役割だ」「守田は周りがよく見えている」「危ない場面もあったが、守田は必要な選手だ」など守田を称えるコメントが見られた。
データサイト『sofascore』によると、守田は75分に交代するまでの間、ボールタッチが23回、パスが12本中11本の成功で成功率は92%。さらに空中戦では4回中3回に勝利するなど、中盤の底で攻守両面に貢献し、採点「6.1」の評価を受けている。
なお、試合はギェケレシュのハットトリックなどでスポルティングが4-1でシティを撃破。大金星を挙げている。
(ABEMA/WOWSPO/チャンピオンズリーグ)