【セリエA】パルマ 0-1 ジェノア(日本時間11月5日/スタディオ・エンニオ・タルディーニ)
 人間離れした超反応だ。パルマに所属する日本代表のGK鈴木彩艶が、ジェノア戦の前半終了間際にえび反りジャンプから右手1本でループシュートをかき出した。これにはファンも「よく止めたな」「彩艶!スーパーセーブ!」「伸びたぞ!」と興奮していた。
 7試合連続でゴールマウスを任されている鈴木がチームの窮地を救ったのは、前半終了間際の45+3分だ。ゴールレスの中、ジェノアが左サイドから攻め入る。ボックス内左からDFアーロン・マルティンが中央に折り返すと、MFモルテン・フレンドルップが左足で合わせた。これがループシュートになり、上から落ちる軌道でゴールに向かっていった。