【チャンピオンズリーグ】レアル・マドリード 1-3 ミラン(日本時間11月6日/サンチャゴ・ベルナベウ)
圧巻のドリブルだった。ミランのFWラファエウ・レオンが、自慢のパワー&スピードでレアル・マドリード守備陣を蹂躙。単独突破から追加点をアシストし、話題となっている。
ミランが2-1でリードして迎えた73分だった。DFマリック・チャウの縦パスからFWタミー・エイブラハム、MFティジャニ・ラインデルスと繋がって、敵陣左サイドのレオンにボールが渡る。
レオンは得意のドリブルで仕掛けると、まず並走してきたマドリードのDFエデル・ミリトンを弾き飛ばす。さらに急加速してDFルーカス・バスケスを瞬く間に引きちぎってボックス内に侵入して、マイナスの折り返し。ゴール前に走り込んでいたラインデルスがワントラップから左足で豪快にゴールネットを揺らした。
レオンの魅力が凝縮されたような突破からのアシストは、SNS上のサッカーファンの間で話題に。ミラン・ファンは「レオンらしい縦の突破でポケットで折り返しからラインデルス」「積んでるエンジンが違う」「久しぶりのあの理不尽レオンを見たよ」「レオンやばすぎだろww」「無双しとるw」と歓喜し、マドリード・ファンも「スピードもあるしフィジカルもあるしすげーな」「バスケスじゃレオンを止められないでしょ」「ミリトン引きずり回すレオン何よww」「ミリトンで無理ならレオンは止めれません」「足速すぎ」「あれで縦に抜けてんのバケモノすぎる」などお手上げ状態だった。
規格外のスピードを誇り「ポルトガルのキリアン・エンバペ」と謳われミランで10番を纏うレオンだが、今シーズンはパウロ・フォンセカ監督が求める高い守備強度を消化できない関係もあり、直近のセリエAは3試合連続のベンチスタートと苦渋も味わっている。しかし、このマドリード戦では39分に勝ち越し点に繋がるシュートを放ち、さらにこの超絶突破からのアシスト。改めてタレントの大きさを見せつけ、ミランの3-1勝利に大きな貢献を果たした。
(ABEMA/WOWSPO/チャンピオンズリーグ)