自民党は先日の衆院選で、「裏金」「2000万円問題」によって議席を大幅に減らした。“赤旗砲”によるスクープの影響が指摘されるなか、しんぶん赤旗日曜版の山本豊彦編集長は、「産経新聞は『大敗』と書いた。朝日新聞も『いよいよ終えんが始まった』。なってみると『あぁそうか』と思うが、衝撃を受けた」と語る。
共産党の機関紙「赤旗」は選挙終盤、裏金事件で非公認となった候補が代表を務める支部への政党交付金2000万円支給問題を報じた。裏金問題の報道は、2024年度のJCJ(日本ジャーナリスト会議)賞の大賞に選ばれている。