【チャンピオンズリーグ】スポルティング 4-1 マンチェスター・シティ(日本時間11月6日/エスタディオ・ジョゼ・アルヴァラーデ)
森保ジャパンの主力MFが“らしくない”ボールロストで失点を誘発してしまった。
スポルティングは日本時間11月6日、チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第4節でプレミアリーグ王者マンチェスター・シティとホームで対戦。日本代表のMF守田英正はダブルボランチの1人として先発すると、開始早々に失点のトリガーとなってしまった。
4分、スポルティングが自陣からパスをつないで前進を図る中、守田は中盤の底で最終ラインからボールをピックアップ。しかし、その瞬間を相手に狙われていた。背後から寄せてきたMFフィル・フォーデンにボールをかっさらわれてしまうと、そのままボックス内に進入したレフティーに強烈な左足シュートを決められてしまったのだ。
守田が縦パスを受けた場所は、FWアーリング・ハーランド、FWサヴィーニョ、フォーデンの間で、狭いスペースだった。守田はそれを理解したうえで、自信もあったためパスを要求したのだろう。実際にトラップする前に何度も首を振って、周囲の状況を確認していた。それでも、結果的にプレスを掻い潜ることができず。立ち上がりの時間帯の失点に直結してしまった。
解説の林陵平氏は、「たぶん守田はフォーデンが見えていなかったと思うんですよね。背後から寄せてきたので。少し軽率なプレーでしたよね」とコメント。SNS上には「らしくない」「やっちまったな……」「こんなに簡単に奪われるところは見たことない」「めずらしい」「フォーデンの奪ってからシュートを撃つまでも早かった」「これは切り替えるしかない」「取り返そう!」「ドンマイドンマイ」というファンの声が並んだ。
痛恨のプレーをしてしまった守田だったが、37分に同点弾の起点になる縦パスを繰り出すなどその後は攻守に躍動。ホームサポーターの大声援を受けたスポルティングが4-1でマンチェスター・シティを撃破している。
(ABEMA/WOWSPO/チャンピオンズリーグ)