8日、国民民主党の玉木雄一郎代表が外国特派員協会で会見し、首班指名選挙において「党議拘束をかける」と述べた。
「首班指名選挙では決選投票でも党議拘束をかけるのか?」と尋ねられた玉木代表は「党議拘束はかける。そして投票は石破氏にはしない。民意は政治とカネの問題で与党に過半数を与えなかった。我々が石破氏に投票することはまずない」と答えた上で野党第一党である立憲民主党の野田代表の名前も書かない理由を2つ述べた。
「私たちは28議席しかないので、野田氏と書いても過半数を取れない。日本維新の会もれいわ新選組も書かないと言っているので、我々が野田氏に書いても有意な変化を起こすことはできない。だから玉木雄一郎と書こうというのが理由の一つ」
「二つ目の理由は、仮に計算上は全ての野党を足すと過半数を超えるが、共産党から日本保守党まで右から左までの内閣が出たとき、国家の基本政策においてもかなり幅のある人たちが一緒になって、どういう政権構想や政策を描くのか。当の野田氏から全く説明も受けておらず、依頼も受けていない。我々にしてみると石破氏に入れる理由もなければ野田氏に入れる理由もない。やはり私たちに託してくれた、『国民民主党がんばれ』という声に今回最も忠実・誠実に応えるのは、一回目も二回目も玉木雄一郎と書くことだ」
(ABEMA NEWS)
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