先月末、衆議院選挙と同時に、最高裁判所裁判官の「国民審査」が行われた。審査を受けるのは、任命後最初の衆院選を迎えたときと、その後は10年ごと。しかし、過去に罷免された裁判官はおらず、全員が信任されている。
 ただし今回は、審査対象となった6人のうち、4人に「×(バツ)」が10%以上ついた。形骸化しているとの批判も多い「国民審査」について、『ABEMA Prime』では、そもそも最高裁の裁判官がどんな人なのか知られていない現状も交えて考えた。