先の衆議院選挙を受けた特別国会が11日に召集され、総理大臣指名選挙で石破総理大臣が選出された。衆院選における与党大敗を受け、1994年以来、30年ぶりの決選投票を経ての選出となった。決選投票では石破総理221票、野党第一党・立憲民主党の野田佳彦代表160票、無効票84票となった。
決選投票の相手は野党第一党・立憲民主党の野田佳彦代表。衆院選を経て自民党は65議席減の191議席、公明党は8議席減の24議席となっており、衆院での過半数「233」を大きく割り込んでいた。これを受けて立憲(148議席)の野田代表は「野党結束」を呼びかけていたが、一本化はできなかった。