【明治安田J1リーグ】浦和レッズ3-0サンフレッチェ広島(11月10日/埼玉スタジアム2002)
浦和レッズのFW松尾佑介が放った“シュート”を巡って、解説・松木安太郎氏の”松木節”が炸裂。Jリーグレジェンドによるダブル解説はSNSトレンド入りするなど大きな話題を集めた。
38分、松尾が左サイドのハーフウェイライン付近でボールを持つと、ドリブルで運んで左足を振り抜く。クロスかと思われたボールはそのままゴールへ向かい、後少しでゴールというプレーに、スタジアムも騒然とした。
この“ゴール未遂”に反応したのが、ダブル解説を務めていた松木氏と水沼貴史氏。松木氏は「今のミスキックでしょ!」「ほら!見ているところと違うところに(ボールが)いってるんだから!」「あとで本人に聞いてみないとね」と畳みかける松木氏に、水沼氏は「大体狙ったっていうんですけどね」「この表情が物語ってる」と冷静に推測していた。
そして試合後のインタビューでは、水沼氏が「あのクロスのようなシュートのような…あのボールは(狙った?)」と切り出すと、松尾は「あれもマジで欲張りました(笑)」と狙っていたことが明らかに。「シュートを狙っていました。キーパーが結構出ていたので」と続けると、松木氏は「失礼なこと言っちゃったな〜狙ってないんじゃないかな〜って言ってたんだけど。あれはシュートなんだね」と反省。本人を交えた和やかな雰囲気がファンに大好評だった。
最後まで“松木節”全開だった同試合では“松木さん”がトレンド入りするなど大きな話題に。
「俺たちの安太郎wホント近所のおっちゃんw」「やっぱり松木さんは愛さずにはいられないキャラクター」「あのテンションで試合を楽しみながら時々芯食ったこと言う解説って貴重だよな」と松木氏を称賛する声とともに、「居酒屋のサッカー好きおじさん的雰囲気でファンサポーター目線でラフにコメントする松木さんと、終始公平冷静にでも時に笑いも交えて解説する水沼さんのペア。ほんと雰囲気最高だった」「水沼さんがいい仕事してたなって思います」「これはいいコンビネーションだったな」「またこの2人でやってほしい」と水沼氏とのコンビを楽しんでいる様子がうかがえた。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)