家の目の前には崖、何もない暮らし 山奥の一軒家に住む高齢夫婦の日常「ここで死ぬつもりはあっても、下りるつもりはない」 ポツンと一軒家所ジョージ,遠藤憲一,高田秋 2024/11/13 09:00 拡大する 『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)が11月10日に放送され、険しい山道の先で暮らす高齢夫婦の暮らしに迫った。 日本各地の人里離れた場所に、なぜだかポツンと存在する一軒家。そこには、どんな人物が、どんな理由で暮らしているのか!?衛星写真だけを手がかりに、その地へと赴き、地元の方々からの情報をもとに、一軒家の実態を徹底調査しながら、人里離れた場所にいる人物の人生にも迫っていく同番組。 今回の舞台は和歌山県の深い山奥。エンジンがうなりを上げるような急坂を過ぎ、車一台がギリギリ通れるような極細道をさらに上っていく。とんでもない山道の先、密林に囲まれるように建っていたのは、瓦屋根が新しい入母屋造りの立派な建物だ。かつては5軒の集落だったが、30年ほど前からポツンと一軒家になったという。住んでいるのは、77歳と74歳の夫婦。「築100年はゆうに経っています」「(来るのは)郵便さんだけ」と笑って出迎えてくれた。 続きを読む 関連記事