天津飯って、たまにコワモテの見た目からは想像できないカワイイ仕草をするよね!2度目となった孫悟空との対戦でも、一瞬の隙を突かれ“大事なモノ”を奪い取られた天津飯は、真っ赤になって恥じらう事態に……。
【映像】パンツ一丁で赤面する”乙女”な天津飯(18分46秒ごろ~)
合計100キロ以上あろうかという重い装備を外して身軽になった悟空(CV:野沢雅子)に対し、スピードに絶対の自信を持っていた天津飯(CV:鈴置洋孝)も優位に立てなくなった。互いに有効打が出ないなか、しかし天津飯は「残念だったな悟空。確かに少しは速くなったが、俺のこの目からは逃れられんぞ!すべてお見通しだ!」と悟空の動きは見切っていると強気を見せる。
それでも悟空のスピードは天津飯より一枚も二枚も上手だったようだ。「それはどうかな!」と笑う悟空が手にしていたのは、天津飯の道着の赤い帯だった。天津飯が驚いて自分の腰に目をやると同時に、ゆるんだズボンがずり下がり、純白のパンツが露わになった。
武道会場が爆笑に包まれる中、「あぁあ!ばばばばばばばば……バカな……!」と赤面し、慌ててズボンを上げる天津飯の様子は恥じらう乙女のよう。前回大会ではいわゆる“ママさんバレー”を彷彿させる「排球拳」で活発な乙女モードを見せたていたが、今回は羞恥心に満ちた乙女の姿だった。
すぐに天津飯は乙女モードから切り替えると、「まいったぜ……まさかこれほどまでとはな」と悟空の速さを認めつつも“とっておき”の技で巻き返そうと不敵な笑みを浮かべた。しかし、赤い帯がいまだ悟空の手にあることを忘れていたのか、そのまま歩き出してしまい、この日2度目の“パンモロ”を晒してしまった。
シェンとの戦いで股間に痛恨の一撃を喰らいギャグ要員になってしまったヤムチャに続き、天津飯もギャグ要員に……と思われたが、天津飯は恥ずかしさを耐え、なんとか路線変更は免れたようだ。その後の戦闘力のインフレにはついていけなかったものの、魔人ブウ編でわずかながら活躍の機会が与えられている。
1986年から1989年に放送されたTVアニメ「ドラゴンボール」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1984年から1995年まで約11年間連載され、シリーズ累計発行部数が全世界で2億6000万部を超える鳥山明の同名漫画が原作。以降も「Z」「GT」「改」「超」など数々のアニメシリーズが制作され、20作を超える劇場版も公開されたほか、数多くのゲームシリーズにもなっている。
40周年を迎えた2024年、故・鳥山明氏が原作・ストーリー・キャラクターデザインを手掛けた完全新作アニメシリーズ「ドラゴンボールDAIMA」が10月より放送中。
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