7年ぶりに会ったばかり、しかもプロポーズ直後なのに、チチが発した一言がすごかった……!第23回天下一武道会の試合後に孫悟空と結婚したチチだが、そこからほどなくしてクリリンとヤムチャに悟空のことを「うちの人」と呼び、2人が一瞬ギョッとするシーンがあった。
【映像】結婚した直後から亭主扱いのできるチチ(8分20秒ごろ~)
初めて出会ってから7年と、チチ(CV:荘真由美)は長年想い続けてきた悟空(CV:野沢雅子)との結婚をついに成就させた。それまでの空白を埋めるように悟空にベッタリくっついて離れない様子は、微笑ましいほどだった。
一方の悟空はあまりくっつかれるのを好まない様子で、少し困った表情を見せていた。控室に戻る途中、マジュニア(CV:古川登志夫)との準決勝に臨むシェン(神様/CV:青野武)を見かけると、悟空はチチに外して欲しいと伝える。
チチが素直に従い外に出ると、悟空はシェンと話し始めた。「ピッコロの奴を倒しに来たんだろ?なんでわざわざ神様が」と天下一武道会に参加した真意をシェンに問いただす悟空。試合開始の時間が迫っているなか、悟空とシェンは長々と話し込んでいた。
一方、その様子を遠巻きにクリリン(CV:田中真弓)とヤムチャ(CV:古谷徹)が見ていると、チチは「うちの人、あのシェンとか言う選手に試合のアドバイスしてるみてえだ」と自分なりの解釈でクリリンたちに説明した。
原作では、悟空とチチが会ったのはフライパン山だけで、この天下一武道会が2度目である。アニメ版ではレッドリボン軍編、ピッコロ大魔王編で再会しているものの、それでも悟空と顔を合わせたのはたったの4度に過ぎない。
新婚なら、まだお互いを名前で呼び合うような初々しさがあってしかるべきだが、すでにチチは長年連れ添った夫婦のように悟空のことを“うちの人”と呼んでいた。すっかり妻感を出した呼び方に、隣にいたクリリンとヤムチャも一瞬「ん?」と少し驚いた表情を浮かべていた。
1986年から1989年に放送されたTVアニメ「ドラゴンボール」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1984年から1995年まで約11年間連載され、シリーズ累計発行部数が全世界で2億6000万部を超える鳥山明の同名漫画が原作。以降も「Z」「GT」「改」「超」など数々のアニメシリーズが制作され、20作を超える劇場版も公開されたほか、数多くのゲームシリーズにもなっている。
40周年を迎えた2024年、故・鳥山明氏が原作・ストーリー・キャラクターデザインを手掛けた完全新作アニメシリーズ「ドラゴンボールDAIMA」が10月より放送中。
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