<大相撲十一月場所>◇五日目◇14日◇福岡・福岡国際センター
21歳の若手力士が長身の相手に強烈な張り手を連発。あまりの迫力に館内はどよめき、敗れた相手もしばらく土俵に戻れなくなる一幕があった。ファンからは「めっちゃ引っ叩くやん」「すごい大振りのビンタ」と驚きの声が相次いだ。
序二段二十五枚目・柾富士(伊勢ヶ濱)と序二段二十四枚目・応時山(田子ノ浦)の一番での出来事。立ち合いのど輪で攻められた柾富士は、反撃するように強烈な右からの張り手をかますと、続けざまに大振りの張り手を3発、計4発を見舞った。身長192センチの巨漢・応時山がよろめき、「パチン」と乾いた音が館内に響くと、客席からはどよめきが沸き起こった。最後は相手が投げようとしたところを柾富士が後ろから組み止め、そのまま送り出しを決めて勝利した。勝った柾富士は2勝目。敗れた応時山は2敗目を喫した。
柾富士の張り手があまりに強烈だったためか、敗れた応時山は土俵下でフラフラとふらつく様子を見せ、両膝に手をついてしばらく土俵に戻ってこれずにいた。大迫力の一番に、ABEMAの視聴者からは「めっちゃ引っ叩くやん」「張り手スゴイわ」「すごい大振りのビンタ」と驚きの声が続出したほか、すぐに土俵に戻れなかった応時山に「なにしとったん?」など心配の声も寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)