富山湾の水深750mで撮影された“半透明の深海生物”の群れに、SNSでは話題となっている。     
 映像に写っているのは、「オオグチボヤ」と呼ばれるホヤの一種。水深300~1000mの海底の岩盤に張り付いて生活している深海生物だ。笑っているように大きく開いた口が特徴で、「オオグチボヤ」の名前の由来にもなっている。口のように見えるのは「口唇」という器官で、水の流れに向かって開くことでエサを捕らえるのだという。