『探偵!ナイトスクープ』(テレビ朝日系)が11月15日に放送され、ある男性の“人生の相棒”の救出を手伝った。
視聴者から寄せられた依頼にもとづいて、探偵局長が部下の探偵たちを野に放ち、世のため、人のため、公序良俗・安寧秩序を守るべく、この世のあらゆる事どもを徹底的に調査追求する同番組。今回の「排水口に落ちた『のろ太』を救出せよ!」は、東京都の男性(31)から寄せられた次のような依頼だ。
『この6年間で鳥取、大阪、東京、千葉、東京と、仕事の都合で何度も引っ越してきた僕には、その間ずっとそばに寄り添い、一緒に暮らしてきた人生の相棒がいます。それは、ヒョウモントカゲモドキの「のろ太」です。先日、のろ太を家の風呂場で遊ばせていたところ、少し目を離した隙に姿が見えなくなりました。なんと浴槽の排水口の中に落ちてしまったのです。どうやら浴槽の真下に少しスペースがあるようで、そこで生きていることは確認できています。エサをあげると食べていますが、自分では出てこれないようなのです。紐で釣り上げようとしても、排水口の直径は3cm弱しかないので上手くいかず、お手上げ状態です。これから冬が来ると、どんどん風呂場も寒くなります。このままでは、のろ太は春を迎えられないかも知れません。どうか、のろ太を助けてください』
お風呂に入らず銭湯に行っているという依頼者の元を訪れ、さっそくファイバースコープを排水口に入れてみることに。すると、その姿を発見し、依頼者は「いたいたいた!のろ太〜!」と喜びの声をあげる。これまでにいくつかの捕獲法を試したが上手くいかず、浴槽を外すにも古い家のためコンクリートの土台から壊す必要があるのだそうだ。
そこで、生物ハンターの中岡裕普氏に協力を要請。ただ、ヒョウモントカゲモドキは暗い場所が大好きなうえ、「ヤモリの仲間だけど壁を登れない」「野生を取り戻しているかもしれない」と言う。
作戦は、のろ太をワイヤーで誘導し、輪っかで捕獲するというもの。依頼者が息を呑んで見守る中、エサのジャイアントミルワームも投入すると、みごと首に輪っかを引っ掛けることに成功した。しかし、中岡氏が発したのは衝撃の一言だった。