12月2日から、健康保険証の「紙」による新規の発行が停止になる。マイナンバーカードを健康保険証として使う「マイナ保険証」に一本化する方針に沿うもので、今持っている紙の保険証は、最長で1年間使える。また、マイナ保険証を持たない人には12月2日以降に「資格確認書」(最長5年)が自動交付され、保険証と同様の利用が可能だ。
これに「待った」をかけるのが立憲民主党だ。マイナ保険証の一本化を延期する「保険証廃止延期法案」を国会に再提出。マイナ保険証の利用率の低さ、不安やトラブルが解消されるまで、現行の保険証も使用可能にすることを求めている。