しかし、思春期に入ると、周囲の男の子たちはサッカーなどのスポーツをやっていたため、慈英さんは「バレエって女の子がやるものでしょ?」とバレエを辞めたがったという。また、タイツがピチピチであることも気になった様子で、「休みたい」と言い出すように。そんな息子に、知念が「辞めていいんだよ」と声をかけたが、慈英さんは「辞めない」と答えたという。
あえて「辞めていいよ」と言うことで、逆に子どもは辞めたがらない”心理戦”に、藤本は「わかる」と共感。その後、慈英さんはバレエに熱中するようになり、食事中バレエの動画に夢中になることも。知念は「注意するにも、『これはいいのかな』って」と、温かく見守ることにしたという。
こうした過去を乗り越え、今ではKバレエのダンサーとなった長男に、横澤は「夢叶えてる」と感動。続けて、「最初に熊川さんを見せるところも英才教育な感じしますよね」と称賛すると、知念は「ちゃんと乗ってくれてよかった」と安心した様子だった。