発熱や咳などの症状が出るマイコプラズマ肺炎の患者数は2週連続でわずかに減少しましたが、依然として高い水準が続いています。
国立感染症研究所によりますと、10日までの1週間に全国の医療機関から報告されたマイコプラズマ肺炎の患者数は、1医療機関当たり「2.43人」でした。過去最多となった「2.49人」から2週連続で減少しているものの、例年に比べて高い水準で推移しています。
都道府県別にみると、最も多いのは埼玉県の「4.42人」で、次いで京都府が「4.29人」、青森県が「4人」でした。
マイコプラズマ肺炎は、発熱や倦怠感、長引く咳などの症状がみられ、一部の人は肺炎になり重症化することもあるということです。
感染経路は主に飛沫感染で、厚生労働省は手洗いなどの基本的な感染対策や咳の症状がある場合にはマスクの着用を呼びかけています。(ANNニュース)
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