アメリカのトランプ次期大統領が有罪評決を受けた不倫の口止めをめぐる裁判で、検察は来週に予定されていた量刑の言い渡しを延期することを容認しました。
ニューヨーク州地裁は、トランプ氏が有罪評決を受けた不倫の口止めをめぐる裁判の量刑を、11月26日に言い渡す予定でした。
トランプ氏の弁護団は裁判の取り下げなどを求めていますが、19日、検察側はニューヨーク州地裁に送った書簡で、量刑が大統領職に与える影響を考慮する必要性があるとして量刑言い渡しの延期を容認しました。トランプ氏の大統領の任期が終わる2029年まで手続きを延期する案を示しています。
検察は有罪評決の破棄については反対しました。これを受けてトランプ氏の政権移行チームは「決定的な勝利だ」という声明を出しました。(ANNニュース)
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