斎藤知事は公式アカウントでは“質”を、応援アカウントでは“量”を重視した？ 兵庫県知事選のSNS戦略を専門家分析

　兵庫県知事選で再選した斎藤元彦知事。選挙戦の“追い風”となったのはSNSの存在であり、斎藤知事も「メディアリテラシーが問われた選挙だった」と振り返った。
　今回の兵庫県知事選の結果にSNSはどれほど影響を与えたのか？ 政治のSNS利用を研究するネットコミュニケーション研究所代表の中村佳美氏に聞いた。
　まず、「X」「Instagram」「YouTube」のフォロワー数において斎藤知事はライバルだった稲村和美氏において10倍以上の差をつけている。