岐阜県の県立高校で歴史の授業を教えている、教師14年目の西村祐二氏。仕事にやりがいを感じているが、ある悩みを抱えている。
「勤め始めた頃、月の残業100時間は当然のようにしていた。土日も授業準備、もしくは部活で休めない…」
 教師の過酷な長時間労働。授業以外に、部活動の顧問や学校行事、保護者への対応、経理業務など仕事は山ほどだ。全国の学校でいまだに残るこの問題に、西村氏は現役教師として覚悟を持った活動を行っている。