【ブンデスリーガ】シュトゥットガルト 2-0 ボーフム(日本時間11月23日/MHPアレーナ)
 ほとんど“決まるはずのない”衝撃のゴラッソだった。シュトゥットガルトのMFクリス・フューリッヒが中央左から放ったシュートは、鋭い弧を描きながらゴール右隅へと突き刺さった。このフィニッシュが決まる確率はなんと「3%」で、素晴らしいゴールにはファンも大きな盛り上がりを見せていた。
 注目のシーンは、シュトゥットガルトがホームにボーフムを迎えたブンデスリーガ第11節の53分のことだった。なかなか決定機を作れずスコアを動かせない展開の中、ようやくその時が訪れた。自陣右サイドから送られたサイドを変えるロングフィードを、左サイドのヒューリッヒは巧みなトラップで足元に収めると、自らゴールを狙いに向かった。