【WRC】第13戦 ラリージャパン(11月24日/デイ4)
日本開催となったWRC・世界ラリー選手権の最終戦で、ヒョンデのヌービルが自身初のドライバーズチャンピオンを獲得した一方、タイトルを争った同僚のタナックには最終日に悲劇的なラストが待ち受けていた。
「ラリージャパン」前の段階で、ドライバーズランキングのトップはヒョンデのティエリー・ヌービルだったが、2位のオィット・タナックもチャンピオン獲得の可能性を残していた。競技2日目にはSS6を制して2位のエルフィン・エバンス(トヨタ)に約20秒差をつけると、デイ3も猛プッシュを続け、SS13とSS16を制して総合トップを守り続ける。最終日のスタート時点で、2位エバンスとは38秒差。しかし朝一スタートのSS17「額田」で、タナックはまさかのコースアウト、マシンが横転して道路脇に転落する大クラッシュに見舞われた。これでタナックのリタイアが決まった瞬間、ヌービルのチャンピオン獲得が決まった。