関係者によると、「JPドラゴン」は日本の元暴力団員らがフィリピンで立ち上げた犯罪グループで、10年以上前から首都マニラを拠点に活動しているという。
「JPドラゴン」の由来は、日本とフィリピンの英語の頭文字をとって「JP」、そして創設者であり、組織のトップとされる人物の名前の一部を英語にした「ドラゴン」を組み合わせから来ているとされる。
フィリピンの国民的ギャンブルであるニワトリを闘わせて勝敗に金を賭ける「闘鶏賭博」やレストランなどを経営する一方、フィリピンを拠点にして集めた日本人のかけ子らを使って日本国内に電話をかけ日本人をだます特殊詐欺を繰り返しているグループと言われる。